コーヒーに塩?!

コーヒーに塩を入れた「塩コーヒー」があります。

最近の飲み方ではなく、伝統的なエチオピア発祥の飲み物なのです。
エチオピア以外では、
・アメリカ 「海軍コーヒー」 濃い目に抽出したコーヒーに塩を入れて飲む。
・スウェーデンや北欧、アフリカ、ギリシャ 「ボイル」に出したコーヒーに岩塩を入れる。
・インド風のカフェオレ 「インディアンコーヒー」ミルクとコーヒーと砂糖に、塩を少々加える。
塩とコーヒーの組み合わせは、珍しいものではなかったようです。

酸味が和らぐ

塩をコーヒーに入れた時のわかりやすい変化は、酸味が和らぐことです。
といっても塩を入れすぎるとしょっぱくなりますのでご注意を。

苦みを抑える

苦みを抑える効果もあります。苦みはコーヒーのいいところですが、苦みをやわらかくし奥行きのある味わいにしてみるのも面白いと思います。

塩の量

お使いのコーヒー豆の種類によっても、淹れかたによっても塩の量は違います。お好みの量を探ってみてください。


以上、コーヒーと塩のお話でした。
ところで、コーヒーに入れる塩は、精製塩ではないほうがいいと思います。精製塩の99%以上は、塩化ナトリウムです。単純に塩辛くなってしまいます。その点、星塩のような天然塩は、ほかのミネラルがたくさん含まれていますので、単純な塩辛さだけではない味わいが楽しめます。

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