ミネラルは重要な栄養素

五大栄養素の大きな役割は、
①タンパク質 → カラダを作る
②脂質、炭水化物 → エネルギーになる
③ビタミン、ミネラル → カラダの調子を整える

星塩は、③のミネラル(マグネシウムやカルシウム)が市販塩の中でも群を抜く量を誇っています。マグネシウムやカルシウムが全く含まれていない人工的に精製された塩が多く出回っている中で、星塩の成分は注目されるものです。

ビタミンは、意識して果物や野菜を摂る人が多く、比較的摂取されていると思われます。しかし、ミネラルは、あまり取り上げられることがありませんでした。ミネラルについてよく知らない方が多いのではないでしょうか。

・ミネラルは体内で合成できません

ミネラル(無機質)は、体の健康維持に欠かせない栄養素です。しかし、体内で合成することができません。そのため、食事から摂取することが必須です。

・必須ミネラルは16種類

約100種類あるといわれるミネラル。人間のカラダには約40種類存在していますが、そのうち必須のミネラルは16種類といわれています。ミネラルは、「これだけ取れば安心」というものではなく、種類を豊富にバランスよく摂取することが重要です。

主要ミネラル
→ カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム の7種類

微量ミネラル
→ 鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルト の9種類

それぞれの役割

カルシウム

骨や歯の形成、心臓や筋肉の収縮作用の調整、精神を安定させます。

マグネシウム

心臓、血管の機能を正常に保ちます。糖質や脂質の多い食事や飲酒、ストレスにより消費されます。

ナトリウム

細胞を正常に保ったり、筋肉を正常に動かしたり、神経の情報伝達などにかかわっています。ナトリウムは不足するより、摂りすぎに要注意です。

カリウム

ナトリウムとバランスをとりながら、血圧を調整したり、細胞を正常に保ったりします。
常に一定した体内の良い状態(恒常性)を維持するのに役立っています。

リン

細胞膜や遺伝に関連する拡散の成分です。筋肉の収縮や骨や歯の形成も促進します。

酸素を運ぶヘモグロビンの構成要素で、赤血球中に存在します。

亜鉛

たんぱく質の合成や遺伝子情報を伝えるDNAの転写に関わっていたり、新陳代謝に必要な反応に関係する多種類の酵素をつくる成分となっています。

鉄の吸収を促進します。また、動脈硬化や老化を進行させる過酸化脂質の生成を抑える酵素の成分となっています。

マンガン

糖質・脂質・たん白質の代謝に役立ったり、動脈硬化や老化を進行させる過酸化脂質の生成を抑える酵素の成分となっています。

ヨウ素

甲状腺ホルモンの構成成分となります。


参考URL
日本医師会ホームページ「あなたの健康を応援する健康の森」
https://www.med.or.jp/forest/health/eat/06.html

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